どうも、rororunです。
私はフルマラソン3回目にしてPBを約1時間縮めてサブ4達成できました。
その理由は意識をガラッと変えたこと。
どう変えたか。結論を最初に申し上げます。
ネガティブスプリットを意識すること。
前半にペースを上げて後半の失速に備えるのではなく、前半にペースを抑えることこそが貯金になる。
詳しくお話します。
ネガティブスプリットとは…
ネガティブスプリットとは、前半より後半のペースを速くする走り方のこと。
マラソンにおける理想的なペース配分とも言われています。
ただ、「理想」とわかっていても、それを実行するのは簡単ではありません。
私も過去2回のフルマラソンでは、正反対のことをして失敗してきました。
これまでのフルマラソン
過去の自分は、とにかく最初から飛ばして、時間の“貯金”を作ろうとしていました。
それにマラソン特有の雰囲気に流され、高揚する気分に任せて序盤からハイペース。
そも結果、毎回同じパターンで崩れるのです…。
30km地点までに3時間未満で到達し、「このまま行けばサブ4いける!」と思う。
しかし…34kmあたりで足が売り切れ。
残り12kmを歩いてしまい、結果は5時間…。
序盤に作った“貯金”などあっという間に吹き飛び、むしろ序盤のハイペースが自滅の原因でした。
変化のきっかけ
フルマラソンの2週間前。
寝る前にふと、こんな計算をしてみたんです。
1kmあたりの平均ペースを10秒落としたらどうなるだろう。
30km地点で、10×30=300秒。つまり、5分の違いにしかならない。
でも、過去の私はその代償で足が攣って、最後まで走れなかった結果、残りの12kmで2時間もかかっているんです。
順調に走れていたら1時間ちょっとなのに。
その瞬間、ハッとしました。
「え、目先の5分を我慢するだけでその後の2時間が1時間にできるってこと?」
これを機に、次回はネガティブスプリットを厳守すべきだと決心しました!
サブ4達成できた時のフルマラソン
今回は、ネガティブスプリットを念頭にスタートしました。
絶対に飛ばさない。絶対に飛ばさない。絶対に飛ばさない。
自分に言い聞かせます。
そして、いい意味で自分を信じずに30kmまで5:30/kmくらいで走りました。
今までと違って、体に余裕がある!
無意識ですが、徐々にペースが上がっていきます。
でも、侮るな。まだ抑えろ。
そうやって自分を抑え続け、37km過ぎにギアチェンジ。
あと2kmで脚が軽く攣りましたが、もうそこからは気力で走れました!
念願のサブ4達成!
思わず涙が出ました。
今回は、初めて嚙み合った感触がありました。
ぜひみなさんにもこれを味わってほしい。
意識一つ変えるだけでサブ4達成できるかもしれません。
ネガティブスプリット厳守。
前半にペースを上げて後半の失速に備えるのではなく、前半にペースを抑えることこそが貯金になる。
参考になれば幸いです。
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