どうも、UVERworldが人生の教科書のrororunです!
今回ご紹介するのは、
『THE OVER』
ファン投票でも1位になるほど人気なバラード曲。
熱い歌詞で有名なUVERworldですが、バラード曲ながら1位を獲得したという曲です。
1つずつ歌詞を読んで深掘りしていきますから、サクッと見たい方はまとめへどうぞ!
個人的な意見ですので、共感できる/できない等あると思いますが、ご了承ください。
THE OVERの概要
THE OVER(読み方はザ オーバー)は2012年8月29日に発売されたシングルです!
(ジ オーバーじゃなくて、ザ オーバーなんですよね。)
TBS系ドラマ『黒の女教師』の主題歌でした。
アルバムでは2012年11月28日発売された「THE ONE(ザ ワン)」に収録されています。
また、2018年7月18日発売されたベストアルバム「ALL TIME BEST」の「BALLADE BEST」に収録されています。
このベストアルバムは3枚組で、MEMBER BEST、FAN BEST、BALLADE BESTがあります。
このとき、FAN BESTを作るにあたって事前にファン投票が行われました。
ここで1位になったのがTHE OVERなんです!
実際はBALLADE BESTの方に収録されています。
BALLADE BESTの収録曲は全て新規集録されているので、シングルリリースから約6年後の歌声が聴けます。
私はベストアルバムの方が好きですね。
ぜひ聴き比べてみてください♪
さらに、YouTubeではMVが公開されています。
ライブ映像も公開されています。
感想と歌詞の深掘り
正直な話、私はUVERworldのバラード曲で共感できる曲が少ないです。
でも、THE OVERは心から共感できます。
そんな私の感想を綴らせていただきます。
最後まで 嘘ついてまで 一人になろうとするんだね
何もかも嫌になってしまう程 自分の事を知りすぎているから
いつからか僕はもう 逃げようとしてた
何も無いのに 兎に角ずっと悲しくてたまらなかった
こんな時代で ありのままで生きてけるわけなんて無かったし
大切な君だけは 失いたくないから 本当の自分を隠して またつくろって行く
僕はいつか失ってしまう 分かってるからもどかしいよ
本当の自分、ありのままを見せられずにいる僕。
嫌になって、人とのつながりから逃げようとするけど、大切な君だけは失いたくない。
私もあまり人と関わることに積極的ではないけど、大切な人とはつながっていたいという気持ちなので、共感できます。
テレビの中の俳優や大富豪やビッグスターなら
君を満足させれるだろう そして幸せにもするだろう
でも僕は君を想うしか無い 僕は君を想うしか無い
伝えようとして 空を眺め立ち止まる
傘をさすかどうか迷う程の雨 思い切りの無さは 僕のようだった
バラードながら熱いサビ。
直球の歌詞で好きです(笑)
そして、「傘をさすかどうか迷う程の雨 思い切りの無さは 僕のようだった」という歌詞。
ここ好きなんですよ!
個人的な話になりますが、大切な人との関係を続けるべきか終わらせるべきか悩んでいた時がありました。多少の無理があっても大切だという気持ちを優先して関係を続けるべきか。お互いのために心を鬼にして終わらせるべきなのか。
そんなふうにモヤモヤしている自分の気持ちがまさにこれだったんです。
諦めながら 生きて行く毎日は 何をしても悲しいだけだった
誰よりも愛されたいのに 一人になろうとしていた事も
大切な君のためだったよ
伝えたい気持ちは溢れてくるのに 言葉にすればする程 違って行く
それが もどかしいんだよ
大事な気持ちほど伝えたいけど言葉にならない。
もどかしい。
一番幸せ願って 一番哀しませてそうで
自分に自信が無かった できるだけ一人で生きて来た
でも君だけが離せない なぜ君だけが離せない
一人じゃないと 理解してしまった感情を
抑えきれないと 認めた時になぜ 涙が出たのかは分からないけど
よく見れば 青空も 青一色じゃ無い
その複雑さは 心を映したようだ
この曲のサビは本当にきれいですね(笑)
「一番幸せ願って 一番哀しませてそう」って歌詞。そうなんだよぉ…(泣)
それでも自分の感情を認めることにした僕。
空も晴れました。
未来へ向かうボートに乗って オールで漕ぐ僕からすれば後ろへ進む 僕には進む先は見えない でも 君が向かいに座って見ていてくれるなら 何処に辿り着いたって 辿り着かなかったとして 未来を想像すれば だいたい幸せだった ああ 好きだよ 君も僕を選ぶなら もう離そうとしないよ 年をとり日が経って 言葉さえ失って 二人過ごした日々を君が忘れてしまった時も 変わらず手を握りしめ 変わって行く君を支えて 最後まで心で対話して 守り優しさを与えていくよ いつまでも君を想うだろう 最後まで想い抜くだろう 一人じゃないと感じさせてみせるよ
ボートの表現、素敵です。
結局、モヤモヤするのは未来がわからないから。
辿り着く先も、辿り着くのかどうかさえもわからない。
それでも、君となら幸せに違いない。
そしていつまでも君を一人にしないと決心する。
モヤモヤも晴れ、ついに決心しましたね。
どんなに言葉の意味を調べても どれほど強くイメージしてみても
一人きりのままじゃ 知れなかった
あの 探してた愛は君そのものなんだ
誰もが自分を超えられる OVER
一人になんてさせやしないよ OVER
さあ すべてを超える OVER
探してた愛は君そのものだった。
そういって締めくくられました。
物語を聴いているような起承転結のある歌詞でした。
主人公は自分を超えたんですね。
結局THE OVERとは…
総括すると、THE OVERは…
自分にとって特別な君のために、何も無い今の自分を超えると決意するうた
この曲を聴いて、私はこんなメッセージを受け取りました。
何も無い自分を思い知り、それでも君だけは離せないということを受け止め、君を離さないと決意する。にわか雨の様に曖昧な自分の心に決断を下す。なぜなら、君しかいないから。探してた愛は君そのものだから。
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