どうも、rororunです。
私はランニングが趣味で、走る時は必ず好きな音楽を聴いています。
ランニング中ときどき、ぼーっと考え事をしたり、走ることに集中したりして音楽が聞こえなくなることがあります。
それで、子供の頃このように集中して音が聞こえなくなる現象が多くて困っていたことを思い出しました。
一切悪気はないのに、親に「こら!無視すんな!」と言われてしまうので、傷ついました…。
もし私のように怒られちゃう子が居たら気の毒なので、今回私の子供の頃と現在(20代)のお話をします!
この”集中して音が聞こえなくなる現象”に陥っているお子さんをお持ちの親御さんや、ご自身がこの現象で苦しんでおられる方の助けになれれば嬉しいです!
子供の頃の私
よく起きたのは家族で夕食を食べている場面。
テレビを見るのに夢中になって、ごはんを食べる手が止まるのはおろか、親の注意する声も聞こえなくなって、よく親に怒られていました。
当事者目線、どんなきこえ方かというと、映画やドラマでよくある…
○○さん...○○さん!...○○さん!!!
ってやつです。フェードインしてくるイメージですね。
でも、私自身には悪気はなく、「ただ集中しているだけ」という感覚でした。
ただ集中しているだけなのに、なぜか声が聞こえなくなっていて、無視していると思われてしまい、怒られるんですよ…。
普通に泣いたし、非常に傷ついたのを覚えています。
一方で、これが集中力があるというふうに評価されることもありました。学校の授業や、家でするゲーム、工作など、興味があることには没頭できたので、その点を褒められたのは嬉しかったですね。

現在の私
現在20代の私ですが、冒頭でお話したように、現在でもランニング中など、音が聞こえなくなることがあります。気づいたら曲が変わっていたり、周りの騒音が全く気にならなくなったりするのです。
しかし、子供の頃に比べると、この現象は少なくなりました。
大人になるにつれて、自然と周囲に気を配ることが増え、集中する場面と周りを気にする場面を適切に切り替えることができるようになったのだと思います。
なので、幼少期に”集中して音が聞こえなくなる現象”に陥っているお子さんも、おそらく成長とともにこの現象は減るのではないかと思います。

病気なの?
このような”集中して音が聞こえなくなる現象”は、「過集中」と呼ばれることがあります。過集中は、ADHDなどの症状の一部として見られることがあります。
ADHDは、注意力が散漫である一方で、特定のことに対して非常に強い集中力を発揮することが特徴です。この集中力は、一見するとプラスに見えることもありますが、周りとのコミュニケーションや日常生活に支障をきたすこともあります。
過集中自体は病気ではありませんが、日常的なコミュニケーションに問題があるほどであれば受診を検討してもいいのではないかと思います。
しかし、私のように成長とともに解消されることもあるので、個人的には気にしすぎなくていいのではないかと思います。
私が伝えたいこと
このような”集中して音が聞こえなくなる現象”が見られるお子さんをお持ちの親御さんへ、そして、この現象で困っている方へ、ぜひお伝えしたいことがあります。
まず、悲観しないでください!
この集中力は必ずしも悪いことではありません。むしろ、その集中力が将来、大きな力となることがあります。
私も勉強や部活など様々な場面で自分の集中力の高さを感じる場面があり、助けられてきました。また、成長とともにコミュニケーション面での問題はなくなっていきました。
他にもこの症状で悩んでいた人がいたこと、そしてその人が大人になった今その症状で困っていないことを知っていただき、少しでも不安が解消されたら嬉しく思います!
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