どうも、UVERworldが人生の教科書のrororunです!
今回ご紹介するのは、
『ALL ALONE』
ダークな雰囲気と、メッセージ性の強い歌詞が特徴で、私も特に好きな曲です。
この記事では、1つずつ歌詞を読んで深掘りしていきますから、サクッと見たい方はまとめへどうぞ!
個人的な解釈・意見ですので、共感できる/できない等あると思いますが、ご了承ください。
ALL ALONEの概要
ALL ALONE(読み方はオールアローン)は2016年7月27日に両A面シングル「WE ARE GO/ALL ALONE」として発売されました!
アルバムでは2017年8月2日発売された「TYCOON」に収録されています。
YouTubeで公開されている『1秒先 向かう者と ただ訪れる者』第1話の主題歌です。
けっこうドラマチックなストーリーで見ごたえがあります!
後ほど歌詞解説でもたっぷりお話しますが、ALL ALONEはかなりメッセージ性の強い曲です。
加えて歌詞も多いこの曲ですが、なんと
1日で完成したそうです!
1回聴いてもらったら、わかってもらえると思うのですが、この完成度が1日でできるなんてびっくりです。
このストーリーは第2話まであって第2話の主題歌はTYCOONに収録されている「ほんの少し」です。
1話を見て続きが気になった方はぜひこちらもご覧ください。
ちなみに、サムネイルに写っているボクサー役の方は「PRAYING RUN」のMVでも出演されています。
「PRAYING RUN」は、「ALL ALONE」や「ほんの少し」とはちがって押せ押せの曲ですが、同じように熱いメッセージが込められています!
ぜひこのMVも見てみてください♪
さらに(笑)、『1秒先 向かう者と ただ訪れる者』はメイキング映像もあります。
もうお腹いっぱいかもしれませんが、ぜひ欲張って見てみてください♪
感想と歌詞の深掘り
Black Point 浮き上がる Arise
STRAIGHT OUTTA TOKYO noisy town
がんじがらめの 規制と法
俺達が信じたのは
戦争を知らぬ大人の群れ では無く
宗教や金でもねぇ
自分の存在を 認める瞬間を
哀しい時に 僕は歌う
あいつは言った 俺は踊る
私 絵を描いてる時だけ
全て忘れられる
真っ黒な壁に 黒のスプレーで
助けてと書かれたメッセージ
いかがわしい都会の影に 飲み込まれて行く
曲中を通じて、普段見て見ぬふりをしている暗い部分やきたない部分にスポットを当てた歌詞だと感じました。
その象徴としての東京、喧騒の町から出ていく。
がんじがらめの世の中だけど、何かにすがることはしない。
自分の存在を認める瞬間を求めて生きる。
歌う、踊る、絵を描く…好きな事が現実のつらさを和らげてくれる。
壁に助けてなんて書いてもどこにも届かない。
好きなことに夢中になっている時って、嫌なことやモヤモヤしていることを忘れられますよね。
ちなみに、私の場合は走ることや作ることですね♪
生まれの貧しさが 僕らの未来を決められなかったように
生まれの貧しさなんて 誰かと比べるものじゃないけど
自由や平等なんて言葉で これ以上導くのなら
答えてみろよ
パンチラインって感じですね(笑)
LONELY
この世界の Dislike 一番最低で
本当に許せない所は
その 本当にこの世界で起きてる最低な出来事は
表現させない 歌わせない
LONELY
いつかこのままじゃ 掴めずとも 伸ばしてた手も
下ろしてしまうんだろう?
そしていつか この許せないと言って泣いた
意味も夢も 忘れて行くの?
この世界で起きてる最低な出来事は表現させない、歌わせない。
許せないと自分1人で手を伸ばしても、誰もそれを訴えていなければ手を下ろしてしまうだろう…。
私のような一般人はアーティストの視点を想像もできないですが、度々TAKUYA∞はこの「表現の抑圧に対するフラストレーション」を訴えています。
UVERworldは一貫してそれにあらがってくれるのでしょうね。
そんなアーティストがいてくれたら、また手を伸ばそうと思えます。
そう Ride or Die 出せよ チップ
あぶく銭を得ては それを恐ろしい物に変え
満たしたい感覚は 自分で掴んだと言う感覚を
何者に媚びぬ力が欲しい
無理なら媚びる勇気が欲しい
頷き 従う 勇気を
雑居ビルの隙間を抜け スクランブル
助けてと掲げたメッセージ
ボカシのかかったこの街じゃ
もう目さえ合わない
太字は私の好きな歌詞です。めちゃくちゃ共感できます!
1人で何者にも媚びない力を得たい。
誰の力も借りずに。いわばエゴです。
私もそういう感情があって、人の力を借りることに後ろめたさのようなものを感じてしまいます。
だから、1人でむりなら媚びる勇気が欲しい。
現実問題、1人では難しく、遅くなってから助けを乞うのがせきのやま。
でも、こんな街じゃだれも助けてくれない…。
死ぬ間際にお金や物を欲しがる人なんて居ないでしょう?
僕達はそんなものを探す旅をしているんだろう
きっと世界が無くした物だろう 正しい愛と夢
お前らに言ってんだよ
ここも最高(笑)
お金や物じゃなく、正しい愛や夢を追えと。
お前らに言ってんだよ!って痺れますね(笑)
自分はちがうなんて思ってしまうのが人間ですから。
LONELY
この世界の Dislike 一番本当に
悔しくて許せない事は
この本気で追いかけて来た夢も
値札が付いてなくちゃ 見向きもされない
認めちゃくれない
LONELY
いつかこのままじゃ 掴めずとも 伸ばしてた手も
下ろしてしまうんだろう?
そしていつか この許せないと言って泣いた
意味も夢も 忘れて行くの?
太字の部分、厳しい現実です。
本気で夢を追いかけても、お金にならなきゃ見向きもされない。
「そんなことしても儲からないよ」なんて言われちゃう。
本当に価値あるものを見極められる大人でいたいです。
暗闇での多数決 押し付けられるルール
虚無感と 違和感と
舌打ちが 街に響いてても
哀しくても 歌ってるだけで
踊ってるだけで 哀しくても
ほんの少し こんな街で
僕らは輝けてる気がしてた
哀しくても 絵を描いてる時だけ
この街に 存在してる気がした
ほんの少し 笑ってる気がした
無意味な多数決。フラストレーションはつのる一方。
そんな状況でも、好きな事に没頭している時間はほんの少し、自分を輝かせてくれる。
やっぱりUVERworldですから、不満だけ言い放つ歌なわけないですよ(笑)
この「自分が輝けるもの」がこの曲のもう一つのテーマでしょう。
LONELY
自分自身の Dislike 一番本当に
悔しくて許せないことは
この 特別な才能を持って
産まれて来れなかった事なんかじゃない
この世界の
どうでもいい 心無い言葉や
ただのフレーズに押しつぶされそうになって
全てを 一瞬で捨ててしまいそうになる事
未来も この命も
ここの歌詞もかなり共感できます!
自分の許せないところは才能がないところではない。
心無い言葉のせいで一瞬で全て捨ててしまいそうになるところだ。
そんな脆い覚悟だったのか?そんな容易く諦められるのか?と、自分に怒りがわいてきてしまう。
哀しくても歌ってるだけで
あいつは踊ってる時だけ
彼女は絵を描いている時だけ
あの子は文字を綴っている時だけ
あいつらは何かを演じてる時だけ
あの人は誰かを笑わせてる時だけ
彼らは物を作っている時だけ
お前はお前がやりたい事をやれ
最後の日に欲しい物は
最後の日に欲しいと思えるような
この街で生きて来た証
どこか1つでも、そこの“あなた”が共感できる歌詞があれば…という温かさを感じます!
こんな暗く、モヤモヤする社会でも、あなたが輝けるものを見つけてほしいというメッセージでしょう。
生きた証となるような何かを。
最後の最後に背中を押される歌詞ですね!!
結局ALL ALONEとは…
全文読んでくださった方、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
ALL ALONEで核となるメッセージは…
いくら暗く冷たい世界でも自分が輝けるものを見つめ続けろ
いつかまたライブで聴ける日を楽しみにしています!
この記事を書いた人
コメント